大きな値動きが予想される指標とは

外貨の動きを把握するにはめぼしい指標発表を押さえよう

外為取引というのは、ただ単に通貨の両替を繰り返すマネーゲームではありません(実際に行う作業は確かにその通りなのですが)。大きなことを言えば、国と国との信用で大きく価格(相場)が変動する、政治的・経済的な要素を読み取った上で行われる非常に難解なパズルでもあります。

国の信用、経済状態などはどのように判断すればいいのでしょう。日本に住んでいる私たちは、日本の政治状況や景気の動向などは感覚的に掴むことも可能ですし、いろいろなニュースは新聞やTVで知ることができます。しかし、世界の、しかも1つの国の状況をピンポイントで知るには、やはり何かしらの情報源を確保しなければいけないことになります。

そこで役立つのが、「指標」というもの。日本でも経済や労働、景気の動向などが政府や日銀、そして各業界によって発表されているように、世界各地でも同じような発表がなされています。

もし、アメリカドルを通貨ペアにしようとするならば、アメリカ国内の指標をチェックすることが重要ですし、オーストラリアドルをチョイスするならば、オーストラリアの政治・経済の指標を掴んでおかなければいけないことになります。

はじめのうちは「?」といった状態が続くと思います。それに対応するためには、用いられる言葉の理解と、そして何より大切なのは、「その指標が発表されたら相場にどう影響しているのか」を掴むことです。まずは過去に発表された指標に対する外為市場の反応を調べてみてはいかがでしょうか。大した影響のない指標か、大きく値が動く重要な指標かは、既に取引会社がランク付けしてくれているものもありますから、それらを基にして、自分でしっかりとどの指標が必要で、どの指標が参考程度で必要なのかを理解しましょう。

初心者にとって大きなハードルになるのが、専門用語についていけない。情報の速さについていけない。といった情報に対する対応力の無さがあげられます。いきなり本番に臨むのではなく、経済についての免疫をつけてから取引を開始した方が、不安も少なく取り組むことができますよ。

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