取引口座を法人口座にする意義

長期間FXで生き抜く決意があれば法人口座への転換も考えよう

FX取引をこれから始める方にとってはまだまだ遠い将来の話になってしまいますが、資産運用をするという上での選択肢として、「個人でやるか、会社としてやるか」というものがあります。

個人で取引をする場合、利益は「雑所得」として所得税の確定申告対象になります。仮に利益が数万円規模であれば大したものではありませんが、もし将来1,000万単位での収益を挙げることができたとしたら、やはり考えなければならないのが「節税」でしょう。

数年、数十年と外為取引を行うからには、お小遣い稼ぎ感覚ではない、資産運用としての自覚と認識が必要です。そうなれば常に利益を上げることに専念することになりますから、取り扱う金額も当然大きくなっていくことが考えられます。では、利益をあげ続けることができてもなお、「個人」として資産管理をするのがいいのか悪いのかという点を考えなくてはいけなくなります。

会社を設立する、というのは「会社作るぞー」といえばOKというものではありません(笑)。設立までの長い手続きと書類の整備、そして、税理士や司法書士など専門家への依頼などで費用もそれなりにかかることは覚悟しなければいけません。そして、会社設立後は会社運営の事務や各種手続きが必要となってきますので、1人で全てをこなそうとした場合には、投資の他にも多くの手間と心労が重なることになります。

こう書くと、「なんだ、会社設立って大変だからやらない方がいいじゃないか」と思われてしまいますが、会社設立には勿論メリットもあります。例えばレバリッジについて個人は法律で上限が設定されていますが、法人口座については規制がありません。取引会社によってはレバリッジが個人の上限を超えて取引できるところもありますから、高レバリッジでさらに収益をあげようとする方には一考の価値ありといえるでしょう(ただし、その分のリスクも上がりますので、念のため)。

さらに、いろいろな経費を計上できることや個人で払うか会社で払うか(所得税か法人税か)を計算する上で、どちらが有利な条件になるのかも重要なファクターとなるでしょう。

会社設立・法人口座での取引というのは節税対策としての面を強く捉えますが、その他にも新たな事業を展開してみるとか、社会貢献のために資産を運用する場にするなど、将来の可能性を広げるステップにもなり得ます。将来、外為取引のプロとして大きな収益をあげることができたとき、個人投資家から法人の社長として社会に出ることも頭の片隅に入れておいて損はありませんよ。

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