FXで負けないための心構え

兵法の必勝法を使ってFX投資の負け戦から身を守れ

外為取引というものが急速に広まり、株式投資と並ぶ資産運用の手段になってからまだ四半世紀も過ぎていないことはご存知でしょうか。それゆえに法整備もままならなかった時代はほんの数年前のことで、レバリッジの上限もほぼ青天井だった時代があったことは驚きにも値します。

さて、そんな歴史の浅い外為取引も、古来から伝わる戦の心得・兵法が役立つと考えます。では、それはどのようなことなのか、少しばかりお付き合いください。

「彼を知り己を知れば百戦百勝」
これは『自分と相手の状況を冷静に判断することができれば、100回戦っても負けることはない』というもの。自分の証拠金残高、レバリッジ取引でのロスカットライン、予想に反して赤字になったとき、自分はカッとなるか冷静でいられるかの自己診断、大勝が見込めないときにすぐ方向転換して小さくても確実な勝利(利益)を選択できるか、などなど…。とくに赤字を見て自分を見失うパターンは負け戦への序章といっても過言ではありません。常に自分が冷静に状況判断することこそ、FXでの勝ち戦につながっていきます。

「三十六計逃げるに如かず」
不利な状況と見て取ったとき、どんな策をめぐらすよりも逃げるのが一番の有効策である、というのは言い得て妙ではないでしょうか。スキャルピングやデイトレードなど、刻々と移り変わる相場との戦いをする場合、最初は少額だった赤字が数分で大きくなるのを見ると、「もう少しで流れが変わるかもしれない」「こんなに赤になったらもう待つしかない」などという状況判断ではない自分の希望を前面に出した考え方によって、より大きな損失を招くこともあります。そうなる前に、最上の計である「逃げ」で再起を図るのが、その後黒字に転換するためにも最も重要な作戦なのかもしれません。

「軽騎で敵地の奥へ入り込むは危険」
古の軍隊のなかでも機動力のあったのが、身軽な装備の騎兵部隊でした。その軽騎兵が本隊や食料輸送部隊から離れて敵の陣地へ深く入り込んだら、敵によって分断され、軽騎も本隊も危機に陥る。戦況の把握と全軍のバランスが大切だ、ということです。FXでも、軽騎(証拠金)を駆使している間に、本隊(預貯金)や食料部隊(生活資金)とかけ離れた戦い(高レバリッジ)をした結果、軽騎兵のダメージ(強制ロスカット)だけではなく、本隊や食料部隊への被害(預貯金や生活資金を切り崩して追証金に充てる)が出る…ということがないように、どこまでの損害には耐えうることができるかの計画をしっかり立てて、自分の資産バランスを崩さないように気をつけたいものです。

大袈裟な表現になりますが、FXやその他の投資は、自分の財産を増やすか失くすかの戦いのようなものです。ハイリスク・ハイリターンの取引であるということを常に忘れず、一時の感情に左右されない慎重さと精神的な強さで臨みましょう。

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