逆指値を設定して大損を防ぐ

いつ大損するかわからない外国為替相場は逆指値取引でリスクの軽減を

外為投資をされている方には主になるお仕事をされている方も多くいらっしゃると思います。そして、そのメインのお仕事をされている最中は、取引することはおろか相場を見る時間さえないことでしょう。

投資している条件にもよりますが、朝仕事に出かけてから夜帰宅するまでの間、ポジションをそのまま放置しておくことは大変危険です。ロスカットとまではいかなくても、数十銭~数円の変動で大損している可能性もありますから、しっかりとした手を打っておきたいものですよね。

リアルタイムで売買取引ができないとき、「指値」「逆指値」を指定することによって自動的に決済をしてしまうという方法があります。では、それぞれの特徴から、その違いを探ってみることにしましょう。

「指値」とは、注文する時点より利益の出る方向で注文をするときに使います。例えば、1ドル100円の時点で指値注文をするときは、99.999円以下の金額で買い注文、逆に100.001円以上の金額で売り注文ができるわけです。つまり、注文時点よりも有利な状況で自動決済されるように指定しておくのが「指値注文」だと考えていいでしょう。

「逆指値」は「指値」の逆ですから、注文時点より損失の出る方向で注文するときに使います。上の例の売りと買いが逆転することになりますね。

自分のポジションが、1ドル100円の買いだったとします。そして、今、1ドル101円だったとしましょう。ここで外出や就寝しなければいけなくなったとき、もしも翌朝102円まで円安が進行していたら何も言うことはないのですが、逆に99円まで値が下がっていたら大変です。そこで、「今の101円よりもいくら下がったら売り」という『逆指値』の注文を出しておくことで、損失を未然に防ぐことができるわけです。「101円より値が上がることを期待してはいるものの、下がったときのために100.80円で注文しておこう」という発想ですね。これにより、もし翌朝99円まで円高が進んでいたとしても、100.80円の段階で売ってしまっていますから、80銭の利益を確保。注文時よりも20銭の損失で済ませることができる、というわけです。

このように損失を最小限に抑える「逆指値注文」ですが、急激な変動の場合にはスリップ(約定できない)場合がありますので、100%安心とはいえませんので、念のための注意は必要です。

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