取引の流れと順張り、逆張りのとらえかた

外貨を買うタイミングは順張り?逆張り?仕組みと流れを考える

外為取引の用語は本当に数多くありますが、その中でも大切なもののひとつに「順張り」「逆張り」というものがあります。これは取引をするときの流れについて考える上で必要なものなのですが、さて、どういった意味をもつものなのでしょうか。

「順張り」は流れに沿うこと、「逆張り」は流れに逆らうこと
漢字の意味合いで、おおよその見当はつくと思いますが、「順張り」というのは相場が売りに流れているときは自分も売りポジションをとり、買いに流れていたら自分も買いポジションをとるという注文の方法です。波状の推移を示すチャート(グラフ)にしたがって注文をするので、シンプルな読みで取引をすることができます。

一方、逆張りは相場の流れに反する注文の仕方になりますので、期待するのは「今の状態から反発する」ということです。大局から考えたときに、今の流れは一時的なもの、必ず逆方向に流れが変わると予測したら、逆張りで様子を見ることになります。

ポジションをどれくらいの時間維持するかで考え方は大きく変化しますが、スキャルピングなどの極短時間で利益を積み上げる手法をとっているときは、順張りでこまめに売り買いを重ねつつ、損失が出そうなときにはすぐに逆張りで最小限に被害を抑えることが必要になってきます。

逆に、長い日数ポジションを維持する取引をするときには、その時々の経済指標や政治的動向を見据えて、流れに乗るか、反発を待つかを選択することになります。2012年から13年にかけて日本円が数十円安くなった事例で考えると、円高が進み、1ドル80~70円台にあった頃には逆張りをしておいた方が、1ドル100円近くまで円安になった状況からは良かったということになりますし、円高が底を打って円安に流れが向いてから買いを考えたときには、トレンドに乗って順張りしていなければ大損していたということになります。

上の例でも解るように、順張りするか逆張りするかの選択は、その時のタイミングや条件によって異なるということになります。どちらにしても、自分の計画に沿った取引を確立する上で、なぜ今順張り(逆張り)するのかを意識することは非常に大切なことと言えます。

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