外為取引で生じる損益と税金との関係

脱税にならないように外為取引の差益も差損も確定申告を

外為取引は利益になった分が全額自分のフトコロに入るものではありません。利殖に対してはほぼ例外なく税金がかかってきますし、FX取引もその例外ではありません。

平成24年から、FXで生まれた利益については「雑所得」の中でも「先物取引に係る雑所得」として所得税が15%課税されます。もし、他の先物取引をしていて損失が出ていたときにはそれと差し引きして申告することができますが、それ以外の所得との相殺はできないので注意が必要です。

さて、FXで得た利益の税額を確定させるためには、「確定申告」をしなければいけません。これは会社勤めのサラリーマンの方はお勤め先でやってもらえる年末調整とは別に、雑所得の申告を行わなければいけないということになります。

では、FXで損をした場合はどうなのか、ということについても少しだけ触れておきたいと思います。

FXでの損失は、もし他の先物取引で利益が上がっている場合にはその金額と相殺することができます。しかし、給与や年金などの収入から損失分を差し引くことはできません。あくまでも「先物取引」に関してはその分野での損益だけで相殺ができるという考え方をしておきましょう。また、損失額は3年以内であれば、翌年の利益と相殺することができる場合がありますので、1年で損をしたからといってその損失を忘れてしまわず、翌年以降の確定申告に備えて、しっかりと手続きを行っておきましょう。

メジャーな取引となったFX。その収支について国税庁ははっきりしたガイドラインを設けています。もし収益について申告を怠った場合は脱税となり、追徴課税や懲役刑などの有罪がつくことも考えられますので、決して疎かにしないように気をつけましょう。

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